大洗ゴルフ倶楽部

倶楽部案内
ごあいさつ

心の通ったおもてなしを常日頃より心掛けております

大洗ゴルフ倶楽部は、戦後復興の中、当時の友末洋治茨城県知事が、白砂青松の優れた観光資源を有しながら夏場だけ賑わう大洗の地に、年間を通じて活力を期待できるゴルフ場建設を計画したのが始まりです。

地元住民の方々との認識の差が大きく、理解していただくまでに並々ならぬご苦労があったと伺っております。

昭和28年10月に名匠井上誠一氏の設計により、自然の地形を生かしながら高度な戦略性を必要とする日本でも有数の難コースが誕生しました。

以来、俱楽部を愛する諸先輩方のご努力により、鹿島灘を臨む大洗の海岸にあって、押しも押されもせぬ屈指のシーサイドコースに成長致しました。

コースの松林は樹齢を重ね、海風と相俟ってより戦略的なコースとなっており、これまでに、日本オープンをはじめ数多くのゴルフトーナメントを誘致してきました。

当倶楽部は、地域社会との融和、豊かな自然環境の保全という設立の理念を継承し、コースのグレードの維持向上に努め、スタッフ全員が心のこもったおもてなしを常日頃から心掛けております。

今後とも設立の理念を堅持し、俱楽部・コースの品格及びお客様サービスの向上にベストを尽くしてまいります。ご支援の程宜しくお願い申し上げます。

理事長 寺門 一義

大洗ゴルフ俱楽部
理事長 寺門 一義

倶楽部理念

  • 当倶楽部は、開場から半世紀以上の年月を経て、我が国を代表するゴルフ倶楽部としての誇るべき立場を得るに至った。歴代の先輩および関係者の努力に深甚なる敬意を表するとともに、今後においてもこの伝統に立脚し、国際的視野に立って、さらなる発展を遂げていくことを誓う。
  • ゴルフは現代社会におけるスポーツ文化の大きな柱である。当倶楽部は、ゴルフプレーヤーが快適なプレーを楽しめる環境条件を確保することによって、ゴルフ文化の振興に寄与することを願う。
  • ゴルフは、通常は審判員が立ち会わない、フェアプレーを重んじるスポーツである。当倶楽部は、このゴルフの本質と精神を体現する場としての誇りを高く掲げる。
  • 砂丘地の自然地形をそのまま生かし、黒松林を自然の障害物に利用し、人工的な造形をできるだけ避けることにより、高度の戦略性を要求するシーサイドコースとして当倶楽部のコースを設計された井上誠一氏の考え方は、これからも最大限に尊重されるべき当倶楽部のコース設計理念である。
    今後においても、ゴルフ用具などの進展変化に即応して、この設計理念が実質的に確保されるよう、常にコースの見直しに意を払う。
  • 当倶楽部は、より一層の高い評価が得られるよう常にコース整備を進めるとともに、来場者が快適なプレーを楽しめる環境造りに不断の努力を傾注する。
  • 開場前、戦後社会の荒廃の中で、大洗県立自然公園の松林も荒廃の方向に向かっていた。そうした状況に直面し、地域の人々の産業と生活を守るための共通資源として、この自然公園の松林の維持保全を図ることが地域社会の切実な要請となっていた。
    この広大な区域の保全について、これらの切実な要請に応える途は、この地勢を活用してゴルフ場を建設することであり、それによって松林の廃退を断つとともに、大衆の健康づくりと、地元の発展に寄与せしめることが適当である、という当時の各方面の意向こそ当大洗ゴルフ倶楽部を生んだ基本的考え方である。当倶楽部は、今後においても、この設立時の基本的考え方に即して維持運営される。
  • 当倶楽部の運営に当たっては、この設立時の基本的考え方に即し、県民の健康づくりの場、雇用の場、観光、交流の場などの提供に努めつつ、地域住民との融和促進にとくに配慮する。また、大洗県立自然公園内にある当倶楽部の立地を生かすとともに、恵まれた自然環境のなかで観光などの地域産業振興に寄与するよう努める。
  • 当倶楽部は、以上のような地域社会との相互依存関係をさらに密接なものとしていくよう努めるとともに、当倶楽部自身が、地域社会における無くてはならない貴重な資源資産であるとの立場と内容をさらに充実させていく。
  • 当倶楽部は、以上のような理念を実現していくためにも、長期的展望に立った健全な経営体質を構築し維持していくことが必要である。このため、安定した来場者の確保を図りつつ、常に経費節減に努めるなど、健全な経営体質の実現のため不断の努力を払う。
  • 当倶楽部の会員制度は、株主会員制度によっているが、以上のような当倶楽部の在り方を実際に具現していくための基本的な仕組みである。歴代先輩会員の努力に感謝するとともに、会員相互の親睦をさらに深めつつ、会員制度の円滑な運営を図るためより一層の努力を払う。